プジョー308SW いろいろ部品交換
2014年 03月 09日
原因も解らないまま、再起動で解消。。
何だったんだ??
原因がわからないことには再発防止の対策も何もできない・・・
次回も再起動で直るのか??
まあ、とにかく情報は発信できそうなので、書いてみます。
今回の作業は在庫308SWのいろ~んな部品交換の巻。
この308SWのエンジンは、巷でよく見かける”NEWミニ”と同じエンジンを
積んでいます。
国もメーカーも違うのに不思議でしょ?
正体はプジョー・シトロエン(PSA)と、BMWが共同開発したエンジンです。
ところがドッコイ、PSAがGMと資本提携をしたことをBMWサイドが
お気に召さなかったらしく、PSAとの関係は破談に。
なので、このエンジンのみでミニとの共有は終わってしまうかも?
政治的なニオイがプンプンしますね。笑
このエンジンの優れているところは、小排気量ターボエンジンで燃費と
走りを見事に両立されたところです。
1600CCなのに本当にグイグイ走りますからね♪
それと、もう一つ優れているところは・・・
タイミングチェーンなんです!
なんか嬉しいでしょ?
タイミングベルトの場合でも、プジョーのタイベル交換推奨時期は年数5年、
6万キロとなってるので、ベルトだったとしても所有している間に1回か、2回の
交換で済むんですけど、チェーンになってくれてると、な~んか嬉しいですね。笑
でも、そのタイミングチェーンがですね・・・
うちの308、エンジンを掛けるとたまに、な~んかガラガラと音が出てたんです。
で、調べた結果、そのカラガラ音の原因が、タイミングチェーンのテンショナー不良。
厳密に言えば、チェーンの張りを油圧で自動調整するスライダーのテンショナー
の不良でした。
要は、あの小さい部品が押し切らずで、チェーンが遊び、音が出るという現象が
起きていたみたいです。
新たに交換した部品は対策品のようなので、もう安心でしょう!
そして、ウォーターポンプの交換!
このウォーターポンプも変わった構造でしてね、まずは写真をドーゾ。
一般的な構造はタイベルないし、ファンベルトでポンプは常時回転して
いるのですが、このエンジンの構造では、冷えている間はポンプは回り
ません。
一定の温度に達すると、写真真ん中のコマがスルスルと動き、クランクプーリーと
ウォーターポンプの間に入り、二つをシンクロさせるのです。
変わってるでしょ?
そんな画期的な構造にしても、クーラントが漏れてしまってはいけません。。
なので、ウォーターポンプも新品に交換♪
残念ながら、写真は撮れてません。。
ですが、交換部品は、まだまだ続きます!
次は水温センサー部分のオーリング交換。
ここもじんわりと、クーラントが滲んでいたのをMrワーゲンは見逃しません!!
そして、ターボのタービンに接続されているホース
からもオイル滲みを発見!
※ホースが奥に伸びているので写真ではなんだか解りません。。
ここも新品に交換♪
さらには、前後ブレーキパッド・フロントブレーキローターまでも!
さらにさらに、エンジンオイル・オイルエレメント!!!!!
もう書くのが疲れるぐらい沢山交換しました♪
なので、車両代金を現在の143万円から
150万円に改定させてください。
部品代でも原価割れしてますが・・・・・
だれかが喜んでくれることを信じて!!!
オマケ画像はタージンに接続されたオイルホース・・・
しょうもな。笑