BMW318I トゥーリング ~納車準備編~
2014年 07月 13日
そんな爽やかな内装を持ったベンベ318のツーリングですが、
(ベンベの言い方が昭和な中年でしょ?笑)
新しいオーナーさんが決定いたしました。
ただ今、納車へ向けてコツコツと趣味の磨き作業に取り掛かっております。
入荷して間もなかったので、まだ実物の爽やかさを確認できていない方も
いらっしゃったでしょう。
残念!!
中古車は本当に ”タイミング・出会い” こそがすべて!と言っても過言では
ないでしょう。また同じように爽やかな1台を探してきますので、次こそは
タイミングを逃さないように!!
今回はこの世代の輸入車全般にありがちな『モールの白ボケ』を手直ししました。
ボディーをぐるりと一周、黒いモールが取り巻くとやはりデザイン的にも
グッと引き締まりますよね。
でも、せっかくの”黒”がワックスの付着や、雨染み・紫外線焼けなんかで
白~くなってしまっていると、一気に古臭さく見えてしまったりして台無しです。
以前にも書きましたが、白くなった上からツヤ出し剤なんかを塗っても、しばらく
すると乾燥してしまって、また元通り、白~くボケてきます。
根本の土台の部分からキレイにしてあげないとあきません!
なので、この『爽やか号』 も根本からキレイにしてみました。
雨降り後だったので、雨染みがよく目立ってますね。
まずは、いつもの”激落ち君” 的なスポンジで研磨します。
これでしっかりと表面の薄皮を1枚めくってやれば、元の黒さを取り戻せます。
メラミンスポンジが、まさに文字通り、身を粉にして汚れを落としてくれますので
これさえあれば、大概の黒い樹脂モールはキレイになります。
ただ・・・ぐるり1周となると、相当な労力を伴いますけどね。(笑)
折れない強い気持ちと時間さえあれば、誰でもキレイにできます♪
一皮めくれてキレイになったモール。
ちょっと水に塗れてツヤが水増しされているので、乾燥させると、
この状態にまでなったら、OKです。
そこからはツヤ出し剤を塗るのか、すっぴんでいくのかはご自由に。
ですが、このベンベは遠方に納車してしまうので、僕が後のメンテをできません。
となると、ツヤ出しではなくコーティング剤でコーティングする事にしました。
このワコーズのコーティング剤はなかなかの優れもので、表面に幕を張って
硬化してくれます。
まあ、言うところのボディーのガラスコーティングと同じような理屈ですよね。
そのお陰で、蒸発も無ければ、剥がれることもありません。(理屈上では)
さーて、次はどこを磨こうか!?